大容量でもないのに音楽が何故か iCloud 同期できないのをなんとかする
この記事は最終更新から半年以上経過しており、内容が古い可能性があります。
ある教材についてきた mp3 音声を iPhone で聞きたくなったので、ひとまず Mac を取り出し iTunes に取り込んだ。
さて、iPhone から DL 可能にすべく iCloud Music Library を更新しようとしたところ、該当の音声群が iCloud Music Library に対し「不適格」であると言われた。
大容量のファイルだと不適格となることは知っていたが、今回は特段大容量でもない。調べてみると、どうやら僕の手にした音声ファイルはbitrate 64kbpsでエンコードされたものであり、 bitrate 96kbps 以下でエンコードされた曲も不適格とされる ようだった。
というわけで、bitrateを96kpbs以上にすることを試みた。
まず、iTunesの「環境設定」メニューの「一般」タブから「読み込み設定」を選択し、読み込み方法に「MP3エンコーダ」、設定に「カスタム」を選択し、出てきたダイアログでステレオビットレートに「224kpbs」を選択、「可変ビットレート(VBR)のエンコードを使う」を選択した。VBRを選んだのは、下に「VBRを有効にすると、保証される最小ビットレートとしてビットレートの設定が適用されます」とあったためである。
続いて、取り込んだ音声ファイル群を ~/Music/iTunes/iTunes Media/Music/
から一時的に適当な場所に移し、optionキーを押しながらiTunesの「ファイル」→「変換」→「MP3に変換」を選択。1/2くらいの確率でファイル選択ダイアログが出てくる (バグか知らないが、たまに出ない)。一時的に移したファイル群を指定すれば、エンコードが始まる。僕の今回の場合、無事118kbpsでエンコードされた。
こうして受験生の貴重な1時間は失われたのであった。
今回発生した疑問や愚痴
- なぜビットレートが小さいものを不適格扱いにしているんだろう…
- なんで今時 iPhone の標準音楽アプリに音楽を追加するのに Mac / PC が要るのか…
- 「不適格」とだけ表示するんじゃなくて、その理由、せめてその理由が載っているURLを教えてくれればいいのに…
- 今回に限らず、iTunes の UI/UX 酷くない? 見た目は綺麗だけど、混みいった機能を使おうとするもんなら途端に各項目が大量のメニューに分散されていってしまっている気がする。
それでは引き続きお勉強を頑張って参りたいと思います。